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老犬の病気

愛犬が便秘!原因や対処法とは?

犬にも体質により、便の回数が多い犬や2,3日便が出ない犬もいます。しかし、便が出ないことが何らかの病気のサインのこともあります。
ここでは愛犬が便秘になったときに考えられる原因や対処法、動物病院に行くタイミングや治療法などをご紹介します。

愛犬が便秘のときに考えられる原因とは?

 愛犬が便秘とのときに考えられる原因は「ストレス」、「運動不足」、「腫瘍」、「前立腺肥大」、「会陰ヘルニア」、「異物」、「椎間板ヘルニア」などです。
 犬はストレスでも便秘になります。犬にとってストレスは様々な症状を引き起こします。下痢や嘔吐、食欲不振などが見られます。ストレスになると免疫力、基礎代謝も低下します。そのため、腸内の循環も鈍くなり便が上手に排泄されなくなり、便秘を引き起こします。解消するためにはストレスの原因となっていることを突き止めます。適度な運動を取り入れたり、リラックスできる環境を整えてあげましょう。ストレスが解消されずにそのままにしておくと無駄吠えや物を壊すなどの問題行動を起こしたり、攻撃的な性格になるなどの変化も見られます。
 運動不足でも便秘になります。運動不足により体の代謝機能が低下します。ストレスと同様、消化器などの臓器の代謝機能も低下するため、便秘になります。運動不足が原因であれば、散歩時間を長くする、室内遊びの時間を少し眺めにするなどの対策をしましょう。
 腫瘍でも便秘になります。小腸や大腸に腫瘍が見られたり、腸以外の臓器の腫瘍により腸が圧迫されることで引き起こされます。腸が正常の機能を保つことができないために便秘だけでなく下痢、嘔吐などの症状が見られることがあります。
 前立腺肥大でも便秘になります。前立腺肥大は未去勢のオス犬に発症する病気で、大腸を圧迫することで便秘を引き起こします。前立腺肥大は血尿、便秘、排尿困難などの症状が見られます。治療法として、前立腺肥大を引き起こす原因となる精巣を除去する去勢手術を行います。手術以外にもホルモン剤の投与で前立腺肥大を抑える方法もありますが、薬を止めるとまた再発する可能性が高いです。そのため、完治するためには去勢手術が必要になります。
 会陰ヘルニアでも便秘になります。会陰ヘルニアとは骨盤角膜というお尻周りにある臓器が外に出ないように膜があります。この膜に異常があることで腹腔内の臓器が飛び出します。直腸や膀胱などが外に飛び出すため、会陰部が膨らみ、便秘や排尿障害などの症状が見られます。会陰ヘルニアの治療法としては、飛び出てしまった臓器を腹腔内に留める処置を行う外科手術、二次感染を防ぐために抗生物質の投薬、便秘になりやすいために便を出やすくする薬などが投与されます。便秘になると便が固くなってしまい排泄するときに痛みが生じることもあるため、浣腸を行い、便を強制的に排泄しなければいけなくなります。自宅でもケアしていかなければいけない大変な病気です。
 異物でも便秘になります。異物を飲み込むことにより胃や腸につまり排泄ができなくなります。便秘だけでなく、嘔吐、元気や食欲がなくなるなどの症状も見られます。異物により便秘になった場合、異物が腸まで到達していることが考えられますので、外科手術により異物を除去する方法が取られます。そのまま放置すると腸が破裂してしまう恐れもあり、腸の内容物が腹腔内に出てしまい腹膜炎を引き起こし、命を落とす危険性も出てきます。異物により腸閉塞だけでなく腸が重なる腸重積を引き起こすこともあります。腸重積はすぐに処置が必要な症状ですので、すぐに動物病院を受診しなければいけません。
 椎間板ヘルニアでも便秘になります。椎間板ヘルニアとは背骨と背骨の間にある椎間板というクッションのような役割を持った組織が変形し、背骨と並列して走る神経を圧迫して起こります。歩行障害や運動を嫌がり、症状が悪化すると痛覚も鈍くなり足を引きずりながら歩くこともあります。椎間板ヘルニアはグレードが1~5まで分かれていて、グレード1は触られることに痛みなどが生じ歩くのを嫌がるようになる程度で、グレード5まで行くと足を強くつまんでも痛みを感じなくなり、後ろ足を動かすことも自分で排泄もできなくなります。症状が軽度の場合は運動制限や鎮痛剤や非ステロイド剤の投薬で症状が軽減することもありますが、重度の場合は手術により神経を圧迫している部分を除去する必要があり、費用も高い手術になります。
 便秘の症状の原因となる病気は多くあります。体質からストレス、病気など様々です。中には放置すると便秘だけでなく痛みも見られます。愛犬に何海上がある場合は出来るだけ早く動物病院を受診しましょう。

愛犬が便秘のときの対処法は?

 愛犬が便秘のときの自宅でできる対処法は「水分補給」、「マッサージ」です。まずは便秘のときは水分補給をしっかり行います。ドライフードを食べている犬はフードをお湯などでふやかし冷まして与えることで水分量を増やすことができます。他にも水を飲める場所を増やし、いつでも飲めるように工夫をしましょう。
 便秘対策としてお腹のマッサージを行いましょう。愛犬のおへそから「の」の字を描くように手のひらを使ってマッサージをします。マッサージを行う際は、手を暖かくしてからにしましょう。

動物病院に行くタイミングは?

 動物病院に行くタイミングは便秘が2日以上続いたら行きましょう。まずは1日は様子を見ましょう。便が出ない以外にも排尿障害や食欲や元気がなくなるなどの症状が見られる場合はすぐに動物病院を受診しましょう。
 他にも便秘ではなくても便を出すときにいつも以上に時間がかかる、痛がるなどの様子が見られる場合は会陰ヘルニアの疑いがありますので早めに動物病院を受診しましょう。

愛犬が便秘のときはどんな治療を行うの?

 愛犬が便秘のときは動物病院ではどんな治療法を行うのでしょうか。便が出ない場合は動物病院で浣腸を行います。しかし、浣腸を行うだけでは便秘を解消することはできません。便秘の原因となっている病気を見つけて、病気に対する治療を行います。

さいごに

 ここでは愛犬が便秘になったときに考えられる原因や対処法、動物病院に行くタイミングや治療法などをご紹介しました。
 便秘となる原因についてはストレスや運動不足などから会陰ヘルニアや椎間板ヘルニアなどの病気は放置すると治療時間が長くなることがあります。出来るだけ早く動物病院を受診しましょう。

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