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老犬の病気

愛犬が7歳になったら始めたい健康チェック

犬の7歳という年齢は人間に置き換えると「初老」です。さまざまな身体の変化が始まる時期です。愛犬がシニア期に入ったらぜひ始めてほしい健康チェックがあります。いつまでも元気に長生きさせてあげるために、病気の早期発見に繋げるためにもぜひ取り入れてみて下さい。

 シニア期に入った犬の健康チェック

目の色

犬種によって眼球の色はさまざまですが、シニア期に入った犬の目の色の変化をチェックしましょう。
明るいところで目を多方向から見てみましょう。
緑色になっていないか、眼球の中心から白っぽくなってきていないかをチェックしましょう。
一緒に眼球に怪我がないかもチェックしましょう。
緑内障、白内障のチェックは動物病院で行うことができます。眼球の色の変化に気が付いたら検査をしてもらいましょう。

歩行のスピードと足の運び方

食欲もあり元気もあるとなかなか気が付いてあげられない小さな変化ですが、お散歩の時やお部屋の中で歩いている時を注意して観察すると気が付くことができます。
後ろ足の運び方に違和感がないか?
歩くスピードが遅くなっていないか?
お散歩から帰ってからの疲労具合をチェックしましょう。
少しずつ、体力や筋力が落ちてきます。お散歩から帰るとしばらく横になったまま動けない時間が増えたり、足の運びが遅くなってきたらお散歩のスピードと時間を愛犬の体力に合わせて調節してあげましょう。
適度な運動や疲労感は大切ですので、シニア期に入ったからといって極端にお散歩を控える必要はありません。

瞬発力のチェック

「おいで」と声をかけてから近くに来るまでの時間や起き上がるスピードのチェック。起き上がる時に身体が震えたり、重たそうにしていないかチェックしましょう。
また、飼い主さんと一緒に走る時の走りだしのスピードもチェックしましょう。
怠けているわけでも、言うことをきかなくなったわけでもなく少しずつ身体の衰えがあることを理解しましょう。

食事のスピード

食事を食べるスピードが遅くなっていないか、飲み込みが遅くなってきていないかをチェックしましょう。年齢と共に噛む力や飲みこむ力も弱まり食事がゆっくりになってきます。
このような変化が見られたら、フードに水分を多く取り入れたり、飲みこみやすいフードに変えたりする時期を迎えています。
シニア期に入ったからといって柔らかい食べ物を与えれば良いということではありません。おやつなどを使って固いものを噛んで早歯茎を刺激してあげることは大切です。

被毛のチェック

毛艶が落ちてきていないか、一部分だけ毛が抜けていないかをチェックしましょう。犬の体調の変化は毛艶に表れます。シニア期に入ってくると消化吸収力も衰え免疫力も下がってきます。食事から栄養を正しく吸収し消化できていないと毛艶が悪くなってきます。
また、免疫力の低下で皮膚トラブルをおこしやすくなります。
毎日のブラッシングで被毛のチェックをしてあげましょう。

皮膚のチェック

毎日身体全身の皮膚のチェックをしましょう。とくに背中お腹、顔周り、肉球、乳腺はこまめにチェックしましょう。
ただれや、かぶれ、しこりや腫れなどがないかをチェックします。

排泄物のチェック

尿の色、匂い、量、回数のチェック。
便の色、匂い、形状、回数のチェック。
排泄物は言葉を持たない犬の身体の状態を知らせてくれるのでチェックは欠かせません。
とくに臭いの変化は隠れた体内の病気を発見できる重要なポイントです。
尿の匂いが鼻をつく刺激臭になっていないか、便の匂いが腐敗臭になっていないかをチェックしましょう。

口内のチェック

・歯の欠損
・歯垢、歯石
・匂い
・歯茎のチェック

健康を維持するうえでもっとも大切な口内のチェックはシニア期に入ったらとくに注意してあげましょう。犬は自分で口内環境を整えることができません。年齢とともに唾液の分泌量が少なくなってくると口内環境は少しずつ悪化していきます。
また、口内の異常は体内の病気のサインになっていることも多くあります。

呼吸のチェック

運動をした後、食後、睡眠の時の呼吸のチェックと、リラックスしている時の呼吸のチェックをしましょう。
荒い呼吸が増えていないか、リラックスしている時でも呼吸が早く荒くなる時がないかをチェックします。
加齢とともに心臓や肺の機能が低下してくることがあります。

これらの健康チェックは仔犬の時からも行ってほしいものですが、シニア期に入ってきたら「病気の早期発見」を頭においてチェックしてあげましょう。
小さな変化に気が付いてあげられるのは飼い主さんだけです。ご紹介した健康チェックはシニア期に入ってきた時に「そういえばこんな変化があった」と後から気が付いた飼い主さんの声を元にしています。
記憶には残っていても、気が付いた時に対処してしておけば…と後悔してしまう飼い主さんも少なくありません。
言葉を持たない分、たくさんの小さなサインが出ています。

 シニア期に入った愛犬の健康診断

こまめな健康チェックを日頃からしていても、やはり見つけてあげられない変化もあります。シニア期に入ったら具合が悪くなくても動物病院で健康診断をしてもらうようにしましょう。
犬の健康診断は最低でも年に1度。人間の健康診断と同じですが、年に1度は必ず体全体をチェックしましょう。
それに加え、シニア期に入ったら3か月に一度、半年に一度の簡易の健康診断をお勧めします。体重のチェック、全身の触診、目、心臓の音、簡易の血液検査、検便など簡易の健康診断でも愛犬の身体の異変に気が付くことができます。
また、愛犬の変化を知ってくれている獣医師がいることはとても大きな支えになります。病気の疑いや、体調不良の時以外の健康な時の愛犬の身体のデータを病院に残しておくことは、万が一の時の治療に役立てることもできますので、体重を計りに行こうかというくらい気軽に病院を利用しましょう。

いつまでも元気に、長く一緒にいたいと願わない飼い主さんはいません。それでも犬は人間よりも短い時間しか生きることができません。大切な時間をより健康的に暮らせるようにしてあげることは飼い主さんの大きな責任です。
そのためにもぜひ、シニア期に入った愛犬の身体をより注意深くチェックしてあげて下さい。加齢や老いは必ずやってきます。神経質になり過ぎてしまうのは普段の生活の質を落としてしまいますので、愛犬とのスキンシップとして健康チェックを取り入れてみてください。

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