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老犬の病気

老犬がかかりやすい病気とその初期症状

犬も人間と同じように加齢とともにさまざまな身体の変化があらわれてきます。
今回は老犬になってからあらわれることが多い病気とその初期症状をみていきましょう。
愛犬の身体の変化、病気の早期発見に役立ててください。

【前立腺肥大】

未去勢のオス犬に多く発症するといわれている病気です。シニア期の7歳以降発症する確率が高くなります。
主な初期症状は、1日の尿の回数が増え1回の量が減る。前立腺の肥大により便秘がちになるなどです。

【子宮内膜症】

未避妊のメス犬に多く発症するといわれている病気です。繰り返されるヒートの時期のホルモン分泌の影響や細菌感染でおこると考えられています。
おもな初期症状は、無発情期のおりもの、微熱、お腹をかばうようなしぐさや痛みで触られるのを嫌がるしぐさなどです。
無発情期の出血で気が付く場合もあります。

【認知症】

シニア期の7歳を過ぎると少しずつあらわれてくる病気です。加齢とともに脳の細胞が死滅することでおこる病気です。ストレスを多く抱えた状態だとさらに認知症を促進させてしまいます。
主な初期症状は、無欲になった、突然吠える、壁やドアの前で何かを忘れてしまったように動かなくなるなどです。

【肥満】

人間の生活習慣病と同じです。体内に蓄積された脂肪が多すぎる状態です。若いうちは消費できていたカロリーが加齢ととともに消化しにくくなり、肥満が原因でさまざまな病気の引き金になってしまいます。加齢とともに太りやすい犬種もいますが、飼い主さんの健康管理で防ぐことができます。
主な初期症状はとくにありませんが、体形に表れます。
犬の身体を真上から見たときに、くびれがない状態は太り過ぎです。犬の身体を真横から見たときに、胸からお腹にかけて緩やかな曲線でウエストにむけてくびれて行く形が理想体型です。
寸胴になっていたり、胸よりもお腹が膨らんでいるのは太り過ぎです。

【椎間板ヘルニア】

老化や、肥満でもおこりやすいといわれてる病気です。加齢とともに少しずつ症状があらわれてきます。
主な初期症状は、身体を動かすのを嫌がったり、歩行が不自然になったりします。立ち上がる時に違和感があったりすぐに立ち上がれなかったりする症状もあります。

【骨粗しょう症】

骨の密度が急激に低くなり、骨が穴だらけになってしまう状態です。シニア期の7歳をこえると少しずつ症状が進んで行きます。
加齢やホルモンの影響でおこる病気ですが、運動不足や栄養不足によってもおこりやすくなります。
主な初期症状は、歩行スピードが遅くなったり、運動を嫌がったり、動く時に痛みを感じるようになるなどです。

【悪性リンパ腫】

犬のシニア期の9歳以上から多く発症するといわれている癌の1つです。全身どこにでもおこる癌で犬種によってはかかりやすい遺伝をもっている犬もいます。若年でも発症することもあります。
主な初期症状は、発熱、皮膚の異常、目の異常、食欲不振などがみられます。

【腎不全】

腎臓の異常は正しい定期検診を受けていても発見が難しいといわれています。慢性腎不全は少しずつ腎臓が破壊され症状があらわれてきます。シニア期の7歳から発症率が上がります。遺伝的に慢性腎不全を発症しやすい犬種もあります。
主な初期症状は、多尿、多飲、貧血、などがみられます。

【歯周病】

犬は自分で歯磨きをすることはできません。多くの口内トラブルは飼い主さんのケアで防ぐことができますが、長年蓄積された歯石や歯垢を放置してしまい。高齢期に口内トラブルをおこす犬がとても多くみられます。
主な初期症状は、口臭、歯垢、歯石、歯槽膿漏などがみられます。

シニア期に入ったら小さな変化を見過ごさないで

シニア期といっても、健康な7歳の時期の犬から衰えのサインを感じることも少ないと思います。まだまだ元気で、活発に動くことができる年齢です。ですが、小さな身体の変化に早く気が付いてあげることで病気の早期発見に繋がり、初期段階で治療を始められれば治療方法の選択幅も広がります。
シニア期といわれる7歳をこえると目に見えない体内の変化なども少しずつ始まっていることを忘れないようにしましょう。
ご紹介した病気や症状はあくまでも、一般的に多いといわれているもので、同じ症状であっても違う病気の場合も考えられます。必ず獣医師の指示に従って適切な治療をしてください。
最悪の状態になるまで、症状があらわれない場合もあります。
シニア期に入ったら、いままでよりも注意深く愛犬の様子を観察してあげましょう。

  • 全身チェック
  • 食欲チェック
  • 便、尿のチェック
  • 被毛のチェック
  • 歩行のチェエク
  • 行動のチェック

毎日のスキンシップの中でチェックできる多くのことがあります。毎日身体に触れて毎日様子をみている飼い主さんだからこそ「小さな気づき」があります。
少しでも変化を感じたら、大げさではなく動物病院で相談できる環境を整えておくと安心ですね。

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